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さだまさしさんの1ファンが徒然なるままに綴る雑記です。
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さて、前回はゲストとの歌の感想を中心に書いてきたが、もちろん、さださんの真骨頂はソロでの歌であることはみなさんご存知の通りである。

「今年の夏はひたすらスタジオにこもって、何の思い出も作らずにいました。何のためかと言うと、どうしても発売日を9月7日にしたかったんです。(客席から拍手が沸く)・・・・・・いやいや、拍手はいりません。買って(爆笑)」
というトークのあった(何ちゅう紹介だ・・・・・・)ニューアルバム『とこしへ』からは、既にご紹介した「さよならさくら」、タイトルソングの「とこしへ」、そして「MOTTAINAI」の3曲が披露された。それぞれの歌にまつわるトークもあり(「MOTTAINAI」のトークのときなどうんうんと頷きながら聞いている方もだいぶあったし)、また、大変に聞き応えのある曲であったと思う。・・・・・・私の好みからすると、この3曲のうち好きになりそうなのは「とこしへ」では?とも思った・・・・・・のは、また別の話で。

それよりも、今回のコンサートは熱唱型の歌が多かったように思う。玲子さんとのデュエットの後に歌った「道化師のソネット」「セロ弾きのゴーシュ」では、イントロのときから《思わず》と言った感じの拍手が上がっていたし、エンディングにチョイスした「奇跡」「青の季節」のときはなんとも言い尽くせぬ静かな雰囲気が漂っていたように思う。

そして・・・・・・アンコールは2回。一回目は「たいせつなひと」。ギター一本で歌い上げ、歌い終わると「あなたを愛したいくつかの理由」の後で玲子さんに手渡されたバラ一輪を観客席に放り投げ、退場した。それでも鳴り止まぬ拍手に背を押されるようにして出てきたさださんが最後に歌った「主人公」。ラストソングとしてよく歌われる歌であるが、そして、そのためか何度も何度も聴いてきた歌であるが、それでも思わず目頭が熱くなったのは私だけではなかったと思う。(本文続く)

思い切り余談になって誠に申し訳ないが、私が「さだまさし」にハマった歌は「東京」(by『夢回帰線』)であるのだが、「さだまさし」から逃れられなくなったのは、この日に歌われた「道化師のソネット」をテレビで見てからであった。(多分『夏 長崎から』の放映だったと思う。この後白鳥座と一緒に「チャンス」を歌っていたのだから。)何とも言えない程の清々しい哀しさに溢れていたメロディーはもちろん、歌詞に思いっきり一目惚れをしたのだ。聴いていて、泣きたいほどに切なくなり、それでも力を与えられたような心持ちにもなり・・・・・・。

さださんの歌は不思議だと思うことがある。普段は気にも留めないが、自分の心が弱くなったり悲しいことがあったりすると何とも言えぬほど心に染みるのである。・・・・・・恥ずかしながら、落ち込んで落ち込んでアルコールに依存しなければ眠れぬ夜が幾晩も続いたとき(他にも目を向けてみようか・・・・・・?)と思えたのは「On The Way〜道の途中で〜」という歌がきっかけだったりする、ということもあるのだから。

「いつか本当に笑いながら話せる日が来るから」(「道化師のソネット」

「僕らはいつでも道の途中、力の限りに時の流れを生きて生きて・・・・・・」(「On The Way〜道の途中で」

やっぱり、(トークの中でもこのような話があったのだが)「今日を精一杯生きる」のが一番大切なのだな。振り返ると、恥ずかしくなるようなこともたくさんあるけれど。それでも。
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