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さだまさしさんの1ファンが徒然なるままに綴る雑記です。
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吉田さんが退場してからも当然さださんのコンサートは続いた。「October」「晩鐘」「秋桜」と続いたところでトーク。それによると、何でも最近は「秋桜」をさださんが作ったことをご存じない方が大勢おられるようで、

「さださんって秋桜好きなんですかァ?」

と聞かれる始末、なのだそうだ。(当然客席からは爆笑と失笑が混じった笑いがあちこちで起こった。)

「時代の流れなんでしょうかねェ・・・・・・」

と、しみじみとつぶやいた後「みんなで歌うコーナー」と題して「北の国から」。このとき、スクリーンでは全員が合唱する大阪と名古屋の様子が大きく映し出されていた。それから、ニューアルバムの中から「冬物語」、さらに「人生の贈り物」(コンサートのときは、大抵ハングル語のパートも一部歌うようである。このときもそうだった。)と続いてからいよいよ大締めに入った。

まず、ギター一本で歌う、初出とは違うバージョンの「天然色の化石」。続いて「防人の詩」。最後に「遥かなるクリスマス」を歌ったとき、シャボン玉がたくさん出てきた。雪とは少々趣が異なるものの、手に受けた瞬間にパチンと弾けて儚く消える様は雪にもなぞらえられるものではなかったかと思う。ここで一旦幕が下りた。(・・・・・・とは行っても、武道館には緞帳は無いので本物の幕が下りた訳では無い。)

もちろんコレでコンサートが終わった訳では無いのは、みなさんのご想像の通りである。アンコールでまず歌ったのは「風に立つライオン」。これを歌い上げた後に一旦ステージから下がり、再び登場したときには今回の記念Tシャツ(白)を着て腰にトレーナー(?)を巻いていた。そのトレーナーをグルグルと回して客席に放り投げると、アリーナの中央でモノスゴイ争奪戦が起こっている様子が見えた。(同じアリーナだったとは言え端に近い私の席ではこういうことは無いので高みの見物、としゃれ込んだ・・・・・・つもりではあるが、やはり羨ましかった。)で、肝心の曲は「まほろば」。その後もう一度さださんが引っ込むと、

「東京ガンバらんかい![emoji:e-271]」

というような圧力を首筋に受けながら(無論気のせいだとは承知しているが・・・・・・)アンコールの拍手をしていると、三度さださんが登場し、「落日」を最後の曲として演奏した。・・・・・・そして

「♪幸せになろう いつか必ず・・・・・・」

という客席の合唱の中で静かにさださんは立ち去り、今回の「3333回コンサート」は幕を下ろした。(本文終わり)
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『軽井沢音楽祭』の話が終わったところで、前日同様にグレープの相棒、吉田政美さんが登場し、「マチャミ〜」という黄色い声があちこちで飛び交っていた。で、まず1曲目・・・・・・と、さださんがイントロの演奏を始めたのだが、何と前日のグレープのオープニングの「紫陽花の詩」のイントロ。

「まさし・・・・・・アガってるの?[emoji:e-420]」

と嬉しそうに言う吉田さん。さださんは後ろを向いて俯き、完全に落ち込んでいる様子。(どこかで書いた「人を呪わば穴2つ」はコレだったのだ。見ろ、昨日さんざん茶化したから今日は仇をとられたじゃないか・・・・・・。)気を取り直して「縁切寺」「無縁坂」と演奏し、

「昨日は自信が無かったからやらなかったけど・・・・・・」

「蝉時雨」「19才」を演奏した。(私のお隣の方々は、このとき嬉しそうな歓声を上げ、椅子の上で飛び跳ねるようにして拍手をしておられた。)
・・・・・・が、実は「蝉時雨」の演奏前に
「マチャミ、歌あるよ。」
と言われた吉田さんは曲の確認をステージ上で始めてしまい、誰に何を話しかけられても一切答えず、歓声も耳に入らぬ様子。

「ご覧ください。自分の世界に入っております。」

などとかつての相棒であるさださんがあーだこーだとトークで繋ぎ・・・・・・。
(グレープって、昔っからこんな風だったのかしらん?)

その後、話は前のアルバムの『恋文』に及び、その中から「黄昏坂」を演奏してグレープのコーナーが終了した。吉田さんは
(やれやれ、終わった・・・・・・)
とばかりにぐったりして歩きかけたが、ステージを半分ほど歩いたところで急に(何かに気付いたように)前日同様にスタコラ走って立ち去った。このとき観客が笑ったの笑わないのって・・・・・・。(本文続く)
さて、明けて9月7日。この日もまた仕事を定時に切り上げて武道館へと向かった。地下鉄の九段下駅から走るようにして会場に入り、勝手知ったる自席へと真っ直ぐに進んだ。

席に着き、しばらくすると前日同様「BACK STAGE」の映像が流れた。この日は、さださんがこちらにどんどん歩いてくるような感じで映り、ニコニコと(と言うよりもニヤニヤと)笑いながら歩くうち、本来の位置よりもずっと前に進んでしまったようで慌てて戻って位置に着き、気合ポーズを決めた後で逆立ち(この日の逆立ちはキレイに決まっていた。前日は何とか足を上げただけ、と言うような感じだったので。)をしてステージに向かった。まずミュージシャンの方々がステージに向かい、さださんがちょっとその場で待機する、という手順は前日の通りだったが、この日はカメラに向かって笑うシーンが多く、前日よりも柔らかい表情だったように思った。

やがてさださんがステージに向かい、前日にもあった映像でのカウントダウンが始まった。100020003000はスムーズに流れ、31003200・・・・・・と数が進むうちに客席にも緊張ムードが漂ってきた。3300からは一つずつ数が止まりながらカウントされていったので次第次第に客席は拍手でカウントに合わせていた。33313332のところは特に数字の進み方が遅くなり、33323333では一度数字が戻ってしまって(ここで笑いが起こった)、その後「CAUTION!」というようなサイレン音が流れながら3333になり、ひときわ大きな拍手に迎えられてさださんがステージ上に登場し、勇壮なオープニングの「修二会」が始まった。続いて「夢しだれ」「飛梅」と続いた後

「いらっしゃい![emoji:e-266]」

とのさださんの挨拶に、会場はひときわ沸き立った。

次に「惜春」「桐の花」「つゆのあとさき」と続いた後、トーク(カステラの話)が始まった。
「北原白秋の詩にもありますが、カステラの旬は梅雨時です。夏にカステラを食べると、時間を置くとパサパサになって倒れてしまうのですが、梅雨時はパサパサになることなくしっとりとしています。どうぞ次の梅雨時にお試しください。(笑)」
という、何ともさださんらしいトーク。(長崎の知り合いに聞くと、長崎では、長崎のカステラを評価しておられる方はそれほどいらっしゃらない様子なのだ。長崎カステラは本当に美味しいし、甘いものがそれほどお好きでない方もお茶うけに出すと喜んで食べているほどなのに・・・・・・「MOTTAINAI」な、と思ったことも実はある。(爆) )

それから「軽井沢音楽祭[emoji:e-293]」の話が始まり、故山本直純先生の言葉を受けて「親父の一番長い日」が出来た、との話が出ると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

「予定外の曲なんだけどなァ・・・・・・」

と言いながら(もしかしたら予定調和だったのかもしれないが)「親父の一番長い日」を演奏。曲が終わったあとの拍手はひときわ大きく、なかなか鳴り止まなかった。(本文続く)
3333回コンサート第1部のアンコールは、前回の記事でも書いたように2回。通常のコンサート並であった。会場を出て(このときの混雑ぶりは激しく、改めて大掛かりなコンサートであったことを実感させられたように思った。)出口付近を見ると、花がたくさん飾られていたのを見た。・・・・・・そう言えば、さださんはこの花を見て

「あんまり花が多いんで、俺、死んじゃったのかと思った。」

と冗談を飛ばしていたほどであった。(カメラを持参しなかったのでどのような感じ、とお目にかけることが出来ないのが残念である。)花の贈り主は、各テレビ局やラジオ局、レコード会社にプロモーターなどが多かったが、ひときわ異彩を放つように中心に配置されていた花には《松坂慶子》と記されていた。この花の前では写真を撮る方が多かったこと・・・・・・。

それにしても、この日一日だけでももの凄いコンサート(としか形容できない)だったのではないかと思う。オープニングでは観客もイキナリ総立ちになるし、さださんも「Final Count Down」を歌う際にマイクスタンドを持ってステージの端から端まで駆けずり回るし、私は直接知らないので何とも言えないのだが往年のファン垂涎のグレープのコーナーまであるとくれば・・・・・・。そう言えば、グレープのコーナーでは3曲目でリクエストを募るようにしながら(まぁ、「殺風景」と言われるのを待っていたような感じだったので、多分予定の曲ではあったのだろう。)進めていたのだが、私の周りでは「糸電話」と叫ぶ声がかなりあった。が、ステージ上では聞き取れなかったのか「糸電話」のリクエストがあったことを伝えることはなかった。・・・・・・尤も、「糸電話」(by『あの頃について』)は吉田さんの歌のパートがかなりあるので、さださんが承知をしても吉田さんが断固拒否する可能性もあるのだが。

その吉田さんについては、さださんは

「もうじき定年です。」

と、ステージ上で幾度も繰り返していた。もしかして、前回は“企画モノ”であった「レーズン」を本格的に始動するつもりでもあるのだろうか・・・・・・?(本文続く)
さて、前回はゲストとの歌の感想を中心に書いてきたが、もちろん、さださんの真骨頂はソロでの歌であることはみなさんご存知の通りである。

「今年の夏はひたすらスタジオにこもって、何の思い出も作らずにいました。何のためかと言うと、どうしても発売日を9月7日にしたかったんです。(客席から拍手が沸く)・・・・・・いやいや、拍手はいりません。買って(爆笑)」
というトークのあった(何ちゅう紹介だ・・・・・・)ニューアルバム『とこしへ』からは、既にご紹介した「さよならさくら」、タイトルソングの「とこしへ」、そして「MOTTAINAI」の3曲が披露された。それぞれの歌にまつわるトークもあり(「MOTTAINAI」のトークのときなどうんうんと頷きながら聞いている方もだいぶあったし)、また、大変に聞き応えのある曲であったと思う。・・・・・・私の好みからすると、この3曲のうち好きになりそうなのは「とこしへ」では?とも思った・・・・・・のは、また別の話で。

それよりも、今回のコンサートは熱唱型の歌が多かったように思う。玲子さんとのデュエットの後に歌った「道化師のソネット」「セロ弾きのゴーシュ」では、イントロのときから《思わず》と言った感じの拍手が上がっていたし、エンディングにチョイスした「奇跡」「青の季節」のときはなんとも言い尽くせぬ静かな雰囲気が漂っていたように思う。

そして・・・・・・アンコールは2回。一回目は「たいせつなひと」。ギター一本で歌い上げ、歌い終わると「あなたを愛したいくつかの理由」の後で玲子さんに手渡されたバラ一輪を観客席に放り投げ、退場した。それでも鳴り止まぬ拍手に背を押されるようにして出てきたさださんが最後に歌った「主人公」。ラストソングとしてよく歌われる歌であるが、そして、そのためか何度も何度も聴いてきた歌であるが、それでも思わず目頭が熱くなったのは私だけではなかったと思う。(本文続く)
ソロコンサートでは、武道館でのコンサートが初めてであるというさださん(グレープの頃の【歌謡大賞】への出演と谷村新司さんとのジョイントがそれぞれ1回ずつあるので、武道館で歌うのは初めてでは無いということだが)

「初来日です!Thank you Tokyo!Osaka!Nagoya![emoji:e-267]」

などという冗談もビシバシ出るほどにトークも最初からトバし気味であったようである。(しかしまぁ・・・・・・「4000回は無いが4444回はあるかもしれない。」というのには笑った笑った。)・・・・・・それにしても
「大ネタ(さださんのトークのうち、既にネタ化されている長いトーク)をやらないと“ヨソユキノコンサートダッタ”って書かれる・・・・・・」
というのはちとうがちすぎではないだろうか?私の周りはネタをご存知の方も大勢いらしたようで、大ネタでウケている方は思ったより少なかったように思うのだが・・・・・・(それよりも値踏みしているような雰囲気が漂っていたし)。」

さて、歌の方だが、「春の歌」と称して「桜散る」「初恋」と続いた。その後ニューアルバムから「さよならさくら」を歌いだしたときにチキンガーリックステーキの面々がコーラスとして参加した。ア・カペラグループとしても美しいコーラスを奏でるグループであるので、さださんとチキンガーリックステーキで歌った「Close Your Eyes」は絶品であった。

今回のコンサートも好きな歌が随所にちりばめられており、私としては満足するコンサートだった。(元ブログのIDの素である「雨の夜と淋しい午後は」もあったことであるし。)また、今や普段のコンサートでは滅多に聞くことが出来なくなった「渚にて」を聞くことが出来たのも嬉しい誤算であった。

また、グレープの相棒である吉田政美さんの登場シーンにも大笑いしたものだ。なかなか舞台袖から出てこなくてさださんに引っ張ってこられたかな・・・・・・?と思ったらすぐに引っ込んでしまいそうになるし、1曲終わるたびにぐったりした顔を作るし。そして「紫陽花の詩」「精霊流し」「殺風景」「雪の朝」の4曲を終えると逃げるように走って退場して・・・・・・。(第2部も登場するそうなので、どんなパフォーマンスを魅せてもらえるのかが楽しみである。どうせなら金ラメの衣装でも着てくれると面白いのだが?)

鳥肌が立ったのは「あなたを愛したいくつかの理由」を妹である佐田玲子さんと歌ったときである。それぞれがソロの歌手であるので、双方が合わせるというよりもそれぞれに声を張り、歌を盛り上げていくような感じであったので緊張感のようなものがビンビンと伝わってきたのだ。(本文続く)
今日は、仕事を定時に切り上げて武道館まで行ってきた。何をしに行ったかと言うと・・・・・・『さだまさし3333回目のコンサート』に行ってきたのである。(但し今日は第一部、2daysで行なわれるこのコンサートは今日・明日がセットで「3333回」なのだそうな。)

私の席はアリーナの前方のブロック(右から2番目)である。さださんはトークのときに自身の右手方向(観客から見ると左手方向)に寄っていく癖があるので、ソレを考えると少々見難いかな?とも思ったが、前方にドーンと大きなスクリーンがあったのでさして障害にはならなかったように思う。

私は武道館でコンサートを見るのは初めてである。そのため、まごつきながらもようよう自席に辿り着き、最初に思ったことは(広いところだなァ・・・・・・)というものであった。アリーナ・1階席・2階席まであるので天井も高いので余計に広く感じたのではないだろうか?(屋根がついているものの、この開放感は野外とあまり変わらないように思ったものである。)

さて、コンサートは、はじめに「BACK STAGE」と題した楽屋裏の映像が映し出された。さださんがいつもの気合ポーズを決め、逆立ちをしているシーンの後にバックミュージシャンの方々が何処かへ歩いていく(ステージに向かっていたのであろうが・・・・・・)様子が映し出された。その後、カメラに向かって笑いかけたり(このとき客席から歓声が上がった)、緊張の面持ちで待機しているさださんの様子が映り、さださんが歩いていくシーンの後にミュージシャンの方々がステージに登場された。

やがてステージ上の準備が整い、宅間さんの吹くサンバホイッスルの音が高らかに鳴り響くと、声にならないどよめきが辺りを覆い、観客は弾けるように次々と立ち上がった。・・・・・・そう、オープニングの曲は、『夏・長崎から』でお馴染みの「長崎小夜曲」だったのである。その後、「OK!」「Final Count Down」を歌い終えたさださんは、精根尽きたようにステージに一瞬寝転んでしまったのであった。(本文続く)
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